11月11日 衆院解散・消費税延期 そのときドル円は?
11時50分現在、ドル円は114.75円付近です。
昨日は114.0円を一旦割り込みましたが、ロンドン、ニューヨーク時間では反発。115円台を回復する動きです。
・・とはいうものの、昨日あたりから衆院解散のニュースがにぎやかになってきました。一週間前まではまさかという感じでしたが、なんか既定路線のような雰囲気です。案ずるより生むが易しということでしょうか。
争点は消費税の延期か否かですが、与党は「消費税10%延期」を旗印として、一方野党民主党は「増税実施」ですが、足並みがそろうはずも無く事実上分裂の危機と・・・とまあ、自民の思う壺。もし、民主党がかねての3党合意での「約束違反」を持ち出して自民批判をしたりするとそれこそやぶへび。「庶民生活分かってねえ」「空気読めねぇな」と総すかんを食らいそうです。ここは「約束違反」なんて幼稚な議論でなく、「財政再建待った無し」という堂々の論陣をはって戦ってほしいものです。
ただあくまで選択するのは国民。単純に考えれば「延期」になびくのが必至ですが、もしかしてもしかすると「増税やむなし」という声が大きく・・・ならないか。「中止」じゃなく「延期」ですから。「折衷案」「先送り」大好きは、政治だけでなく国民性ですから。これを絶妙のバランス感覚と解釈するのも得意ですから。
・・・・・で、そのときドル円は?
下記の記事(9月3日の記事)では、常識的には円安進行らしいです。でもこのひと日銀の「追加緩和」をはずしているな。微妙。
今以上の円安、産業界にもネガティブの可能性=渡辺JBIC総裁 | Reuters
2014/11/11 11:28
金利上昇は円高要因だけど、あくまで財政の破綻懸念が無いのが前提だしな。現状のドル買いの円安ではなく、円売りの円安が発生するということかもしれません・・ってそれ円安、国債安、株安のトリプル安じゃん・・・なんかやばくね。
まあ、黒田総裁も、まさかのときには更なる手段を講じるといってるから、安心してていいんでしょ。きっと。
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