ほぼ日刊 「FXポジションなう」

FX暦10年の管理人(tobiuo)が、現在のポジション(主としてドル円)を公開するブログです。

5月4日 こどもの日のドル円先読み 

雇用統計おさらい

ゴールデンウィークも後半戦。先週金曜日終値は102.20円でした。

金曜日の雇用統計では大幅上ブレで、一時50pips上げて103円到達、ところがその後急降下。えっウクライナ急変かと思いましたがいやいやそんなことも・・という雰囲気の中売りが売りを呼ぶ展開となりました。しばらく膠着がつづいていたドル円だけに、久々の往復攻撃炸裂となりました。

当初から雇用統計は数字もさることながら中身が肝心という論評が多かったのですが、そのあたりの評価と市場の反応の関係は下記の記事がわかりやすいかと、

 

My Big Apple NY | Sawako Yasuda's Blog

米4月雇用統計・NFPと失業率は良好も、米株安のワケ

イエレンFRB議長が挙げた労働市場のたるみを示す4つのポイントとは、
1)不完全失業率(フルタイム勤務を望むもののパートタイムを余儀なくされている人々)
2)賃金
3)失業者に占める長期失業者の割合
4)労働参加率

今回の結果を踏まえると、1)の不完全失業者は今回、3月741.1万人から746.5万人へ増加し労働力に占める割合も4.8%から4.7%へ上 昇も、不完全失業率は12.3%と前月の12.7%から低下。2)の賃金をみると、4月は前年比で1.9%と3ヵ月ぶりに2%割れ。3)の長期失業者は今 回345.2万人と、3月の373.9万人から減少、失業者に占める割合も前月の35.8%から35.3%へ低下。4)の労働参加率は今回62.8%と、 1975以来の低水準--だった。

つまり 1)の長期失業者と3)の労働参加率の2点しかポジティブとは言えない。従ってイエレンFRB議長は7日に予定する米上下院合同経済委員会での議会証言で、引き続き労働市場に「たるみ」に言及すると見込まれる。その上で「利上げに忍耐強くなるだろう」と予想する。

まずは、7日のイエレン議会証言に注目ですね。利上げ観測が遠くなれば円高要因となります。(おおむね織り込み済ですが)

雇用統計は毎月のことですから、今回の流れは覚えておこうと思います。

こどもの日先読み

明日こどもの日は東京市場はお休み。しかし、為替のほうは6時より取引が開始。金曜日の雇用統計やらウクライナ情勢で乱高下したドル円ですが、終値の102.20でオープンするかどうか。ウクライナ情勢の緊縛状態は継続していますが、ロシアの軍事発動、または欧米が武力制裁を連想する発言をしない限りは影響は少ないかと思います。

中国指標に念のため注意

10時45分 4月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値 予想48.4ですが、すでに速報値が48.3で発表されているので、大きくは影響しないとは思います。ただほかにイベントも無いので一応注意したいです。本邦機関投資家は休みですが、個人を狙って仕掛けがあるかも・・・というのは考えすぎでしょうか。

子供の日(6時~18時)の予想まとめ:102.00~102.50レンジで推移

やや上げてスタートする雰囲気ですが、オセアニア~東京時間は102.00~102.50のレンジ推移と予想します。

ポジション

102.30売20000を保持しています。一旦は損切したポジションですが就寝前にポジってしまいました・・。

目標102.10、ストップ102.75で。