4月30日 黒田総裁「期待・失望・安心」 ドル円ポジション
9時45分現在、ドル円は102.60円付近です。
日経平均は約100円高で堅調スタート。本邦鉱工業生産前月比は0.3%と予想0.5%を下回る数値となっています。予想を下回ってなのか、あくまでプラス成長なので金融緩和後退材料とみたのかよくわかりませんが、昨晩の102.75水準からはやや円高傾向です。
さて、本日まずは日銀金融政策決定です。一時は消費税による景気後退懸念から、金融緩和期待が膨らんだ時期もありましたが、大方の予想は緩和政策「現状維持」。例によって黒田総裁の会見の一言一句に反応しそうな情勢です。
前回会見(4月8日)ではやや後退したコメントに反応し。失望売りから103.0円→101.7と1円以上円高がすすみました。(その前にイエレンさんのゼロ金利緩和の修正コメントもありました。)
4月8日 どこで止まるの? ドル円ポジション - ほぼ日刊 「FXポジションなう」
その後、修正コメントが入ったり安倍総理・黒田総裁会談があったりで「何かあれば躊躇無く調整」というスタンスが確認されました。
日経が暴落したり、円が100円を割ったりしない限りは追加緩和はありえないというのが常識的見解とは思いますが、えてしてうらはらな反応をするのが市場。「期待・失望・安心」の三つ巴の思惑が同居している相場となりそうです。要はわからないということです(笑)
あと怖いのが外国勢のコメントの解釈。時々「超訳」しますからね。
ポジション
102.55売70000です。(5枚売り増ししちゃいました。)
会見前後で失望売が入ると予想しています。
15時の会見前に決着したほうが無難かも。
ストップは102.90に50000、103.20に20000おいています。
決済目標は102.00付近で。