ドル円:雇用統計ウィーク

先週の動き・・・〇〇の前の静けさか

前評判の割には大したことなかったじゃん。

まずは先週の動きから。先々週からの中国理財商品デフォルトやらエマージング通貨下落でリスクオフの空気が充満でスタート、また途中米テーパリングも予定通りで市場失望などなど、円高要因満載の一週間でした。
が結局終値が102.06ということで、週足としては始値が102.17なので陰線は陰線ですが、「・・鳴動するもねずみ一匹」という感じでした。

日足チャートはペナント形成

先々週から、上値切り下げ、下値切り上げでいわゆるペナント型チャートとなっています。金曜日のNY時間では下に放たれつつありましたが、寸前でゴングに救われたという感じです。

 今週(2/3～)の見通し

エマージング通貨安は織り込み済み。中国で何かがあればサプライズ

先々週からエマージング通貨安懸念ですが、当初の不安感からは脱却しつつある印象です。FOMCの「そんなの関係ねえ」的対応も、当初の失望感から「だよねー。ちょっと大げさに騒ぎすぎたよねー、俺たち」という空気になっています。(あくまで個人的印象です)

もっとも中国であらたなニュースがあればネガポジともにサプライズとなります。

週明けはやや円安スタートか。

月曜日は寄り付きは102円前後でしょうが、東京時間になれば、日経の上昇(根拠はないです。)とともに、やや円安。103近辺までは想定したいと思います。

雇用統計までは102円～103のレンジ相場継続 か。

金曜日が雇用統計ということで、様子見モードです。ただし相場は当然上下しますので102～103のレンジ相場を想定します。多少スリップして30銭くらいはオーバーシュートする可能性はあります。

雇用統計後は100円の目指す展開に。

雇用統計がよほどポジティブな結果にならないかぎり、円高方向を想定しています。理由はトレンドが円高トレンドに見えるから・・だけです(笑)。

まとめ:来週の方針・・というかとりあえず月曜日の方針

• 雇用統計までは基本101.5円～103.5円のボックスで上下を想定。

• 102.80以上で売りポジ。損切ラインは104.0

・・・・を予定しています(先週とあまり変わらないスタンスです)が、月曜日爆上げ爆下げの場合もありますので。

結局、都度都度考えていきます。