5月8日 為替安定 イエレンさんもひと安心 ドル円ポジション
16時50分現在、ドル円は101.80円付近です。
今のところ本日の値幅は22pips。ゴールデンウィーク明けの相場としては為替安定で、イエレンさんも黒田さんもまずは一安心。
イエレン議会証言のポイント(もといTobiuo個人の注目点です)
あまり書くことが無いので、昨日のイエレンさんの議会証言をはっておきます。
tobiuo的に注目点は下記の2点
金利
短期金利の誘導目標の引き上げ開始との意味での政策の正常化が開始されるまで、かなりの時間がかかるとの見方を示している。
これがいつ実施されるかについて、機械的な方式も行程表もない。FOMCは単にかなりの時間がかかるとしているだけで、どの程度の期間になるのか具体的に示していない。
ただ、FOMCメンバーは、適切な金融政策の下で経済がどのように進展していくか、3カ月ごとにそれぞれの予想を提示しており、これがFOMCでの討議の土台となっている。
大部分のメンバーが、基調的な見通しの下で2015年もしくは2016年に正常化が開始されるとの見方を示している。
ゼロ金利解除に関しては早くて2015年後半ということのようです。ただフリーハンドなので、先月はゼロ金利早期解除観測が材料視されましたが、今後ネガティブな指標が出た場合、ゼロ金利長期化観測が材料視される可能性もありますね。
失業率6.5%の数値基準
利上げ検討の目安とする6.5%の失業率目標は、失業率が8%近辺という、FRBが目指す完全雇用と呼べる状況から程遠い水準にあった 時期に導入されたものだ。
FRBは、短期金利の誘導目標引き上げの検討には、労働市場が大幅に改善することが必要であると市場に明示することを望んでい た。 ただ、失業率が6.5%に改善した段階でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げると表明したことはない。
フォワードガイ ダンスの変更(失業率目標の数値基準を削除)は、失業率が低下し6.5%に近づいたことが唯一の理由であり、失業率は現在その水準も下回っている。 現時点でフォワードガイダンスに変更はない。FRBが足元、労働市場の状況に対し一段ときめ細やかな対応策を策定していく必要があるということを理解してもらいたい。
んっ?なんかお願いしてますね。失業率6.5%=ゼロ金利解除ではないということですけど、そんな観測は前回FOMCで払拭されてたと思いますが、あらためて念押しされると余計に気になりますね。
ちなみに4月失業率は予想6.5%に対して6.3%でした。ああ6.5%の剣が峰を越えちゃってますね。来月は6.5%以上の可能性もあるから、冷静に反応してねというお願いなのかもしれません。
雇用統計の「キングオブ指標」の地位はますます高まったといえます。
ポジション
101.65売は101.73で損切。
現在は101.81売20000を保持しています。ストップ102.10で。
どしても売り目線になってしまう・・・・。