ほぼ日刊 「FXポジションなう」

FX暦10年の管理人(tobiuo)が、現在のポジション(主としてドル円)を公開するブログです。

4月16日 安倍・黒田会談 ドル円ポジション

10時15分現在、ドル円は102.10円付近です。

昨晩は一旦は、101.50まで下げる場面もありましたが、その後急反発し101.85円に。今朝は日経平均の大幅高に相応して102円を回復しています。

安倍総理・黒田総裁会談

当初の報道では「安倍総理・黒田総裁、月内に会談」でしたが、15日に実施されたようです。予定通りなのか、予定を繰り上げたのかはわかりませんが、市場が過剰に期待を膨らますことを懸念して、報道後即座に実施したのであれば、なかなかのグッジョブですね。

安倍・黒田会談:追加緩和、必要なら「ちゅうちょなく」 - 毎日新聞

 日銀が今後1年程度での達成を目指す2%の物価上昇の目標について「達成に向けた道筋を着実にたどっていると(首相に説明した)」と語った。 一方で「(目標達成は)道半ば。目標達成に支障を来すような事態があれば、ちゅうちょなく金融政策の調整を行うと(首相に)お話しした」と述べ、物価・経 済情勢が日銀の想定から大きく外れる状況になった場合、速やかに追加金融緩和に踏み切る意向を改めて示した。

 んっ!・・出た「目標達成に支障を来すような事態があれば、ちゅうちょなく金融政策の調整を行う

黒田総裁のここ最近の定番フレーズ「ちゅうちょなく調整」です。どうして、前回の記者会見で言わなかったのか不思議ですが、これで一時後退した追加金融緩和期待は再びリセットされたといえます。

ただ、これで素直に先買い株高円安となるのか、クレクレ相場で逆行株安円高となるのか、本邦指標をにらみつつ、月末30日の日銀金融会議+黒田総裁会見に向けて思惑が交錯する相場となりそうです。

ポジション

11時の中国指標待ち

101.64売60000は、昨晩の101.65の時点で撤退しました。マイナス700円。現在はノーポジです。

素直に考えれば、午後からは株伸びなやみで再び101円後半へ、101.50円~102.10のレンジと考えたいのですが、11時の中国指標まで少し様子見します。先日ネットワークトラブルで遅配なんてこともありましたから、いろんな意味で注目しています。